5世紀〜江戸時代
やがて大量に木が使われる時代になりました。まず、5世紀から8世紀にかけては、陶器(とうき)を作る窯業(ようぎょう)がさかんになり、7世紀ごろには、近畿(きんき)地方を中心に建築ブームが起きました。さらに縄文時代には始まっていた製塩が瀬戸内海(せとないかい)地方を中心にさかんになりました。どの産業も素材や燃料として、たくさんの木を必要としたので、次第にはげ山が目立つようになりました。そして山に生える木が、やせた土地でもすくすく育つアカマツに変わっていきました。
近世(安土桃山(あずちももやま)・江戸(えど)時代)になると、軽くてけむりが出ず、熱が長く保てる木炭が便利に使われるようになりました。江戸、京都、大阪の3都や、各地の城下町が発展したこと、まっ茶を楽しむ「茶の湯」文化が発展したことなどから、にたきや暖ぼう用として、たくさんの木炭が必要になってきました。また、木炭は金属の精れんや、たたら製鉄にも欠かせなかったため、佐倉(さくら)炭(千葉県佐倉市付近)、池田炭(大阪府池田市付近)、天城炭(伊豆(いず)半島)、熊野(くまの)炭(紀伊半島)なんどの木炭の特産地が生まれました。炭焼きに使われた木は、コナラ、クヌギ、ブナ、クリなどの広葉樹でした。ばっ採しても切り株から新しい芽が生えてくるので、とても都合がよかったのです。また、炭焼きを行うのは、ほとんどが農作業がひまになった農家でした。








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