明治時代
明治29年、作家の国木田独歩(くにきだどっぽ)という人が、『武蔵野』という本の中で武蔵野の雑木林の美しさをしょうかいしています。
今でこそ武蔵野というと、東京23区よりも西部、多摩(たま)地区などを指していますが、独歩の時代は渋谷(しぶや)付近もふくまれていました。
高野辰之(たかのたつゆき)という人が、渋谷区代々木付近の川をモデルにして、唱歌「春の小川」を作詞したのも大正元年ですから、まだまだ都心には里山のおもかげが残っていたのです。
そして、このころから里山のような風景を観賞(かんしょう)の対象にする人たちが現れてきたのです。








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