里地・里山について

里地・里山って、どういうところだろう

長野

昔の人々は、森などがあったところを切り開いて田畑をつくり、食料を得てきました。また、生長が早くて、いろいろな用途に使える木を植えた「雑木林」をつくり、そこから炭の原木や、まき、生活に必要な材などを得て、生活を支えてきました。このように、農業により生活を支えてきた場所のことを里地・里山(さとち・さとやま)と呼びます。そのうち里地は田畑や民家があるところで、里山は田畑とつながっていて、まきや炭の原木などを得る山のことです。

しらやま

里地・里山は人々が切り開いたり、木を植え替えたりした場所なので、“手つかずの自然”ではありません。ところが、水田やしっ地、ため池、草地、落葉広葉樹林などのさまざまな環境が生まれたため、それぞれの場所を好む生き物や植物が、たくさん生息できるようになりました。 人が手を加えて管理をしてきた場なのに、自然が豊かになった例は世界的にも珍しいので、「里山」をローマ字で表現した「SATOYAMA」は、世界でも使われる言葉になっています。

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